これまでAppStore公開前にアプリネタを公言するのは、ネタをパクられたらどうしよう的な懸念から避けていたのですが、これは全く逆効果なのではと思い直しました。
自力でアプリをヒットさせるのは難しい
というのも、うちのような月間30000PV程度のサイトならその影響力も極めて限定的です。なので、新ネタを晒したところでパクろうとする人も極々僅かでしょう。仮にパクられたとしても、それはむしろ喜ばしいことです。パクられたアプリが大ヒットしようものならなおさらです。それは、自分の考えたネタがヒット要素を秘めていたことが証明されるからです。(もちろんネタ以外のマーケティングやUI等、他の要素によってもヒット要因は左右されますが、僕はネタがそのアプリの本質だと信じています)ヒット要因を秘めたネタなら自分が作った方がいいに決まってるじゃないか!という意見もあるでしょう。ですが、これまでアプリを何本かリリースしてみた経験から言うと、アプリを日本国内でのトップランキング10に入れるほどヒットさせることは、とても難易度が高いです。世界を視野に入れるとさらにハードルは上がります。
これまでトップ10入りを果たした人から見ると、そう難しいことではないのかもしれませんが、それ以外の人からは神の領域にも感じます。少なくとも僕はそう感じています。なので、一旦考えをリセットして、自分の出すアプリでトップ10入りは無理だという視点で考えてみます。自分の出すアプリがトップ10入りが無理なら、それをパクったアプリももちろんトップ10入りは不可能なはずです。もし、パクラレアプリがヒットしたとすると、そこには自分とその人との間に何らかの違いがあることは明らかです。
WEB上での影響力
で、僕はこの違いの部分の1つとして、「開発者(元)のWEB上での影響力」が大きい割合を占めるのではと考えています。誰かにヒットアプリと開発元サイトのPV数やはてぶ数との相関を出してみてもらいたいくらいです。(ヒット後の数値でみるとコロンブスの卵になるので、ヒット前のものじゃないと意味がない。のでTopHatenarとか過去分のデータが見れるものが望ましい)もし、この「WEB上での影響力」がヒットに大きく寄与するなら、まずはこの部分を強化する方がいいんじゃないのか、という考えに至ります。こまできてやっとアプリネタを晒すことにつながってくるのですが、アプリネタを晒してパクられるということは、それはその人がWEB上で影響力を持ったことを意味します。パクラレネタが1つ、2つと増えていくにつれ、影響力はさらに高まります。
アプリネタを晒すことで名を売る
つまり、いいネタでも自分が出したらヒットできないなら、他の人にヒットさせてもらって、アプリ企画力での価値を売名させてもらおうというものです。ネタ公開→パクラレ→ヒットのサイクルが加速していけば、ネタ探しのためにサイトに人が集まるようになるはずです。そこまで言ったら下地は揃ったも同然。あとはネタを公開せずに自分のアプリを出せば、あのアプリネタ屋が自前のアプリを出したぞとなり、ヒットにつながるのでは思います。
アプリネタ屋として、そこまで影響力を持つというのはおそらく現実的には難しいと思いますが、この世界先に言ったもん勝ちみたいなところもあります。ネタを誰よりも先に公言してしまうことで、後発組への抑止力にもなるし、最悪パクラレたとしてもそれは自分の売名行為になるので、現時点で無名開発者にとってまったくデメリットがありません。
既に影響力を持つ人では機能しない
注意すべきは、既に影響力を持っている人の場合、この方法が機能しないこと。次回作の宣伝としてならまだしも、具体的なネタを公開してしまうと本来自分で採れる部分を他の人に分け与えることにしかつながりません。なので影響力ありで公言するなら、他の人にマネできないもの(技術的なものであったり、デザイン的なものであったり)を用意した上で公言しなければ、おそらく自分で自分の足を引っ張ることになります。この戦略がメジャーになると
無名ランカーみんながみんな、この方法を取り続けていくと、有名な人が増え続けます。この時苦境に立たされるのは既に有名な人で、マネできない要因を持たない人たち。下克上であがってきた人たちと同じ条件になってしまいます。ですが、こうなれば、有名だった人はマネできない要因を模索するべきだし、それができないのなら下克上組と同じようにこの戦略をとればいいと思います。そうすることで、iPhoneアプリ開発市場もよりいっそう活発になっていくと思います。#ただ、この方法日本語でしか晒していないと国内での影響力しか得られないので、本来なら英語でも晒していくべき。そうしないと海外へのアプローチは全く果たされない。
まとめ
ということなので、もし僕がこれから公言するものでこれはイイ!というネタがあれば、いくらでもパクってくださって結構です。むしろありがたいです。これまでネタは主にtwitterでつぶやく程度だったのですが、積極的にこのブログの方にも書いていこうと思います。他の作品のいい所をパクることは、最も簡単に質を上げることができる方法で、至極健全な行為だと思います。パクラレたくなかったら、パクレない要因を用意しておくべきで、それができないのなら、パクラレても文句を言わないことです。#ソース丸ごとパクるのは権利に触れるので論外です。ここでのパクるとはネタやアイデアに関してです。
まとめると、まだAppStoreトップ10入りを果たしていない無名ランカーは、ネタを先に公言してしまうことをオススメします。それはきっと今後の自分の財産になるはずです。逆に言うと、もっとみんな人のアイデアをパクってもいいと思います。それでヒットすれば儲けものだし、ヒット元のアイデアもそれはそれで得をしてるはずです(無名の場合のみ)
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